あるお客さんから、偶然が重なったお話を聞きました。
偶然が重なるときには、不思議な縁を感じますよね。
運命を動かす出来事は、たいてい偶然の中に現れますし
計算や利便性だけで動いていると発見できません :no:
いつも紹介している奇跡と思える嬉しいことだけでなく、
偶然がなければ、芽生えない心境もありますよ。
偶然が、ご縁のあることを教えてくれるような場合です。
私には、最近まで親戚だと思っていたけれど、
実は、そうでなく赤の他人だったと判明した方がいます。
その方は、母や叔母と偶然が何度も重なったと聞きました。
戦争中に疎開していた場所で偶然に出会ったそうです。
話すうちに、勤めていた会社や通っていた学校など
それ以外にも、多くの共通点がありご縁を感じたのが始まり。
とにかく仲が良かったそうで、70年も続く親戚以上の関係です。
先日、東京からお見えになり、私を訪ねてくださった方は、
昨年辛いことが重なりました。五行で悪い年だったのです。
大親友を亡くし、勤め先の恩人も亡くし、心の支えを失いました :gakkuri:
けれど辛い中で、最後の最後まで友情を維持できたそうです。
亡くなる前にも「退院したらゴルフに行こうね」と電話があった :keitai:
心の絆を感じながら、最後の最後までお付き合いが出来たのは良かった。
けれど、それだけではないのです 😯
驚くことは、後に続いていました。なんと！
親友のお墓が、彼女の亡きご主人のお墓の近くだったこと。
その上、恩人のお墓も、その道の延長線上なのだそうです。
すべてが、同じ地域の徒歩圏内にあるという偶然。
しかも、その恩人は、湘南の出身だったそうですが、
お墓は、そこにあった。・・・不思議でなりませんね。
広い東京。お墓は他にもあるはずなのに徒歩圏内に集中。
彼女がいうには、あと少しでも離れていたら車移動するので、
別の道になり、3点が延長線上になることはない。
だけど、車を駐車場に入れて歩くと裏道でつながっている。
とても、驚き、興奮して話していました :bikkuri:
寂しいでしょうけども、誰かのところにお参りに行くなら、
３人のお墓を自然に徒歩で回れるという不思議。
絶対に疎遠にならない関係が、亡くなっても続くのです。
偶然が重なるときには、何か別の力が働いています。
そういう偶然があると、その意味が理解できようが出来まいが、
それがないと覚えていることのないような相手でも、
普通なら忘れてしまう出来事でも、決して忘れないのです。
偶然が重なったことで、心に留まり続けますね。
その日も、偶然が重なり、私に会う時間ができたそうで、
私も、朝に一日法を見て、柔軟にせねばと構えていた。
その流れで出てきた再会に、ご縁を感じますよね。
ただ長いお客様というだけでない、ご縁を感じます。
偶然に偶然が重なると、そのことにご縁を感じます。
そして、心に留まり続ける。
それが、ある時には前に進む決意となったりもある。
それが何を言わんとしているのかは、ともかく、
後で分かることもあるし、まだ分からないこともあるけれど、
やはり偶然は、神様のサインだと思います。
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