このページは総合講座受講による小アルカナルールを学んだ方以外、お読みになっても独学では実用できないことを前提としてください。
セフィロト
内面に特化した占いで、自分や他者の能力や性格が読めます。さまざまな物事の長所と短所が出せる占い。
カード意味がよく理解できている上級者向けの展開法です。
ケルトのように現実の流れから状況を判断するのではなく、
内面という切り口で目標や希望に対して占えます。
不足している部分や良い部分とともに、結果が推測できます
Aさんの性格は?
これから仕事をするBさんはどんな人か?
Cさんの婚活に対する姿勢は真剣か?
今の仕事は向いているかという能力、長所短所。
名前のもつ吉凶や住居の吉凶etc.
予備知識
セフィロトは生命の木とも呼ぶ
Golden Dawnのパッケージに、このようなカードが入っていましたか?これを生命の木と呼びます。タロットのおいては重要な象徴として出てきます。
塔や星のカードに描かれています。この木は、10個の光り輝く球体からなっており、それをセフィロトと呼びます。
その球体には1から10の数字が割り当てられ、その間を22の径がつないでいます。10の完成に向け必要なことを解明すれば多くが可能に近づくわけです。
この謎を解明した人は、世界の成り立ちすべてを見通せると言われてきました。私には世界の成り立ちは見通せませんが、この展開法が人の内面を的確に示すことは保証済です。
占いを的中させる方法
単に「自分の性格」等でも占えますが、希望や悩み・問題があるときは、ケルト同様それを背景として記載してから「知りたい内容」を問おう。
シャッフル方法
- テーブルの上で時計回りにかきまぜ1つの山にする。
- それを2つか3つの山に分けてから、順番を変えて積み替えてください。(カードの向きは扱いやすいほうで構いません。)
- ひとまとめにしたら正逆のないカードですから、後ろの絵柄を参考に、すべてが正位置になるよう表向きに並べていきましょう。
展開方法
- 78枚をシャッフル後に、上から10枚数え1に置く。続いて、2と3にも置く。
- 上から数えて10枚目を4へ。続いて5・6にも置く。
- 同じように上から数えて10枚目を7に、続いて8と9に置く。
- 上から数えて10枚目を10に置く。
解読方法
- 右は慈悲の柱
2・4・7は肯定的要素とよび未来への発想や意欲などで、意志に近い。 - 左は厳格の柱。
3・5・8は否定的要素とよび過去から今現在までの現実、実績、行動などです。 - 真ん中1・6・9は両者を結ぶ中庸の柱。
10へ向かうための要素と思いましょう。 - 完成が10という数字で表されています。
- ケルトの3番をイメージしてください。
抱負や意志、目標など。 - 自発的に知恵や工夫をしているか間違っているか、
自分から進める力 - 上手く対応が出来ているか間違っているか
- 長所やプラス面は足りているか
(悪いカードなら足りていないこと) - 短所やマイナス面は大丈夫か
(良いカードならフォローになること) - 達成へむけ必要なこと。
それが足りないか足りているか。 - 情熱をもって頑張れているか、正しい情熱を持てているか
- これまで適切にできているか、その評価など
- 潜在エネルギー、ポテンシャルなど
(悪い場合はネガティブなエネルギーがある意味) - 目標達成や上手くやっていけるか、
最終結果
結果の有効範囲
他者に限らず、自分の気持ちを出すことものも可能ですが、自分のことをわかっているつもりで、わかっていないこともあります。
先入観が入らないようカード意味に忠実な読みが必要とされます。
ケルトで出した物事のフォローから練習してみましょう。
姓名判断や物件のもつ力を判断するのに大変良い。