聖杯１０

時間の無駄という聖杯10の意味は、充実できないということなのです。そこからイライラや休まることができないような心境を含みます。実例からイメージを作ってみましょう。

この中では前回解説した剣７が一番動きが出やすいカードです。次に【棒３】を選びました。でも「私なら棒６にする」というのでも良いのです。

誰でも「最悪」と思える状況はあるでしょう。それが未来にどうなるか。このまま我慢しかないのか可能性を見出し、良ければ運をつかんで改善するチャンスがある。人物カードが鍵と出た場合の例です。運命の輪のチャンスについても理解しておこう。

聖杯７や聖杯１０は、まるで怖さを感じないカードですが、間違うと確実にどこかの地点で後悔する羽目になる。そのときに悪魔や塔に変わっているでしょう。じわじわ迫っている衰退のピークに到達しないよう態度を変えましょう。日常によくあるパターンですが普通は軽く見逃しています。タロットがないと見逃す衰退と幸運の鍵です。

聖杯７や聖杯１０は、エネルギッシュではありません。けれど確実に行うべき課題はあるし、それもきっと大切なことになるからやっておこうと思うこと！誰にでもあるちょっとしたエアーポケットのような聖杯７を上手くすごす対策を書いておく。

ケルトで新しいお店を回転させるママが、ひとりで切り盛りするのが理想だという依頼。以前よりも少し広いそうだけど大丈夫なのか占った例です。剣５に関してリアルにイメージする練習にもなります。

金貨Princeの前半に続いて、金貨８が出ている状況で、最終結果の聖杯８は何を促しているのか。それがわかると納得できる読みになります。